文化庁は本日3月27日、東京・霞が関から京都に移転し、京都府庁(京都市上京区)の敷地内に整備された新庁舎で業務を始めました(業務の全面移転)。
政府が進める東京一極集中是正の一環で、中央省庁の地方移転は明治以来初めてとなります。
政府機関の移転は地方創生政策の目玉として政府が2014年に打ち出していましたが、中央省庁では消費者庁(徳島県)や総務省統計局(和歌山県)が一部業務の拠点を移すにとどまっていました。
文化庁の9課のうち、総合調整を担当する政策課など5課が移りました。
日本文化の海外発信などの司令塔となる長官直轄の「長官戦略室」「食文化推進本部」「文化観光推進本部」を京都に新設しました。
全職員約590人の7割に当たる約390人が京都で勤務する予定で、5月15日に移転が完了します。
移転費用は11億円になるそうです。
一方、東京には「関係省庁や団体との調整が頻繁に必要」として著作権保護や国際交流を担う4課などの約200人が残ることになります。
移転対象の宗務課の職員も「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の調査に区切りがつくまで東京で勤務する予定です。
京都は文化都市に相応しいと思います。
京都には漢字ミュージアム京都国際マンガミュージアム嵯峨嵐山文華館をはじめとする文化施設が数多くあります。
京都から世界に向けて、日本の文化の素晴らしさを発信していかれることを期待致します。
では!

いつも応援ありがとうございます。 
にほんブログ村 資格ブログ スキルアップへ