実用イタリア語検定(伊検)を実施しているイタリア語検定協会から1通のメールが届きました。
内容は簡単に申し上げますと、寄付をお願いしたいとのことでした。
HPにも御賛助のお願いとしてリンクページが貼られています。
べんちゃんはこれまで様々な資格・検定を受験しておりますが、試験実施団体から「寄付のお願い」メールが届いたのはこれが初めてです。
過去にイタリア語検定を受験したことのある方には同様のメールが届いていると思います。
新型コロナウイルスの影響及び近年はイタリア語学習者の減少傾向が続き、受験者の減少に伴う収入減に見舞われているのが原因とのことです。
大変お気の毒に存じますが、少ない受験者にお願いしても効果は薄いと思います。
いっそのこと、クラウドファンディングでイタリア語検定のこれまでの経緯や今後のダイナミック?な展望を打ち出し、国内外から資金調達してみてはいかがでしょうか?
仮に私が協会の幹部なら何でもやります。
でないと、検定試験そのものに幕を閉じることに繋がりますから。
一般的に、語学系検定は下位級でも受験料が5000円とか相当高いので(1級は15000円とかもある)、そのあたりも改善が必要かもしれません。
会場確保は金がかかるので、CBT試験やオンライン検定化も検討すべきだと思います。
天災(地震・台風etc.)や感染症はいつやってくるか誰にも想像がつきません。
最近はユニークな「面白検定」と題して動物に特化した検定や、戦国武将に焦点を当てた検定、その年に流行したものの検定(スイーツ・社会現象ほか)などテーマを絞った検定が雨後の筍のように乱立していますが、ブームが去ると知らない間に休止・廃止になっていた検定が少なくありません。
今年は新型コロナウイルスの影響でほぼ全ての試験が中止や延期に追い込まれましたが、英検・漢検、司法試験など試験自体がなくなったわけではありません。
企業に関しても、大手企業は大幅赤字は必至でしょうが、本日迄に倒産した会社の数は限定的です。
一番影響を受けている中小企業は新しいアイデアの創生、独自性(オリジナリティ)を発揮することで、事業を継続しています。
最終的に体力のない試験実施団体は淘汰されます。
会社だって同じです。
私達、すなわち受験する(就職する)側も相手を真剣に見極めることを要求されている、そういう時代が来ているのかもしれません。
皆様はどうようにお感じでしょうか?
では!

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