訪日外国人の急増や東京五輪・パラリンピックを控えていることを受け、外国人が理解しやすい地図記号を検討してきた国土地理院は30日、15種類を外国人向けに指定した。
観光客が利用するホテルや緊急時に使われる病院などを対象に、新たに作成したり、修正したりした。
観光案内所で配る地図などの使用を想定し、日本人向けでは従来の地図記号を使う。
ホテルの従来の記号は、「ヘリポートと勘違いする」との指摘があり、外国人向けは人が横たわるベッド脇に電気スタンドを置いた。
寺院の記号「卍」は、三重の塔にすることを検討したが、「歴史ある記号を尊重すべき」という意見が多く寄せられ、今回は見送った。
ただ、ナチス・ドイツのマークを連想させるという指摘もあり、「Temple」との併記などを検討する。
(読売新聞 3月30日)

ということで、国土地理院のHPを確認してみました。
3月30日付で「地名等の英語表記ルールと外国人向け地図記号を決定」との更新情報がありました。
この15種類の記号については資料-2に掲載されています。
測量士補試験等では地図記号が出題されるわけですが、従来の日本の地図記号については、今後もこのまま出題されるものと思われますが、従来にない新しい地図記号(今回の外国人向け地図記号)についても今後認知度が高まり、浸透していけば、普通に試験にも出題される可能性があるものと思われます。
それにしても、「神社」と「温泉」は全く同じように見えます。
従来の日本の地図記号を新たな外国人向け地図記号としても使用していこうということでしょうか。
外国人向けの地図記号は改良を重ねてもっとその種類が増えていくことが予想されますね。
併せて、案内掲示板の多国語表示(現状は英語・中国語・ハングル表記が多い)も言語の数が増えるかもしれませんね。
地図記号は「視覚」で訴えるわけであり、見ていて楽しいものです。
皆様も今一度「地図記号」をじっくりと見直してみてはいかがでしょうか。
では!

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