日本英語検定協会は3月23日、4技能型アカデミック英語能力判定試験「TEAP(Test of English for Academic Purposes)」にコンピューターを導入した新しい試験「TEAP CBT」を完成させたと発表した。
10月に1回目のテストを実施する。
「TEAP」は、大学での学習・研究などアカデミックな場面での英語運用能力をより正確に測定する試験。
”大学入試を変える”をコンセプトに、日本英語検定協会と上智大学が共同開発した。
2014年7月にはじめての実施を行い、2014年度の総志願者数は1万67名、2015年度は1万3126名にのぼる。
「TEAP CBT」は、教育測定研究所の協力のもと開発。聞く・話す・読む・書くという4技能をバランスよく測定するという「TEAP」の特徴を受け継ぎつつ、紙のテストでは実現できない、英語での指示を解釈しながらコンピューターで操作を行う問題を導入。
より高度な思考力・判断力・表現力を問う内容になっているという。
また、対面式のインタラクティブなスピーキングテストをオンラインで実施する。
2016年度は10月に東京、大阪でそれぞれ1回のみ実施。
2017年度以降は、実施地域を拡大するとともに、1年に複数回の実施を予定している。
(ICT教育ニュース 3月24日)

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