先週に引き続いて平成27年度京都府介護福祉士会初任者研修京都社会福祉会館4階京都福祉サービス協会研修室にて受講してきました。
第3日目であり、本日が最終日になります。
受講者は先週と同じ21名です。
全日程3日間を通して欠席者が1名も出なかったのは結構珍しいことだそうです。
本日の内容は先週も述べました通り、「介護技術」(いわゆる実技)でした。
研修室に入ると、ベッドが4台用意されており、実技は4グループに分かれてスタートしました。
実技時は講師4名(各ベッド毎に講師1名)、講義時は講師1名になります。
テキストも勿論使用(参照)しますが、そもそもこのテキスト自体が古いので(2007年発行)、最新の情報(法令改正を含む)が全く反映されていない為、講師の先生が用意されたレジュメに沿って実施されました。
実技はまずは起居動作から始まり、(車椅子への)移乗、更衣、体位変換、階段での歩行(昇り降り)、杖での歩行がメインでした。
朝に目が覚めて起きる時の一連の動作(手や足の位置の移動、手をつくタイミング)については普段は無意識のうちにやっていることですので、あらためて手順通りにゆっくりと説明しながらやってくださいと言われると意外と難しいものです。
中には腹筋の力だけで起きる20代の参加者の方もおられましたが…(若い!)
階段での昇り降りではあらかじめ患側を設定し、手すりを持ちながら二人一組で、一人は下の方からいつ倒れてきても支えられるように適切な位置、距離感を保ちながら手を軽く添えながら介助します。
このあたりは、ヘルパー2級を受講した時を思い出しながら、先に出すのは健足側なのか患足側なのかを確認しながら昇降しました。
講師の先生曰く、「行きは良い良い、帰りは悪い」と覚えなさいとのことでした。
ベッドからの移乗では、べんちゃんは「重心の位置をもう少し低く」とのアドバイスを受けました。
食事支援時の注意点、おむつ(パット類)の種類の紹介もありました。
うちの施設でも使用している経口補水液OS-1や、トロミ剤である「つるりんこ」も登場しました。
研修は17時に無事修了しました。
そしてアンケート用紙に記入、提出し、研修中お世話になった方にご挨拶をして会場を後にしました。
後日、修了証が郵送されてくる予定です。
研修全体を通じて、講師の先生方はユーモアたっぷりな方でアットホームな雰囲気でしたので、かなり楽しめました。
また、受講生の方とも友人になりましたので、今後とも意見交換を続けていきたいと思います。
来年以降(介護福祉士資格取得後2〜3年が目安)は「ファーストステップ研修」に挑戦する予定です。
その後の予定としては、「セカンドステップ研修(検討中)」や各種研修を受講し、最終的には現在検討されている「認定介護福祉士」資格取得を目標にしていきたいと思います。
認知症専門研究もかなり関心がありますね!
これからも初心を忘れることなく、パーソン・センタード・ケアを実践していきたいと思います。
では!

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