皆様は「京都市認定通訳ガイド制度」をご存知でしょうか?
京都市では,伝統産業や文化財をはじめとする京都観光の専門知識を身に付け,外国語で京都の奥深い魅力を伝えることができる京都市独自の通訳ガイドの育成を図るため,内閣府に対し,「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律」における通訳案内士法の特例に係る構造改革特区(京都市認定通訳ガイド)の認定申請を平成27年9月18日に行いました。
この度,11月27日付で正式に本特区が認定されたことを受けて,京都市認定通訳ガイド制度を開始し,第一期の研修受講生の募集を行いますので,お知らせします。
本制度により,京都市が実施する研修を修了した者は,京都市内における地域限定特例通訳案内士として,報酬を得て通訳案内業務を行うことが可能(「地域限定特例通訳案内士育成等事業」)となります。
(産業観光局(観光MICE推進室 746-2255)

そして第一期の研修受講生の募集を行いました。
募集期間は平成27年12月3日(木曜日)〜25日(金曜日)であり、既に締め切られていますが、この制度は国家資格である通訳案内士とは異なり、口述試験はあるものの、基本的には研修を受講すれば取得が可能です。
募集定員は50名程度であり、第二期もほぼ同様の定員になるものと思われます。
ユニークなのは京都検定2級や上級救命講習が必修となっている点です。
受講の資格要件は、
【資格要件】
(日本語を母国語とする方)
英語:(1)TOEIC 730点以上(2)実用英語技能検定準1級以上(3)TOEFL iBT 80点以上
中国語:(1)中国語検定2級以上
となっています。
詳細はこちらをご覧下さい。
この制度については、国家資格である通訳案内士試験に合格されている方からは一部批判が出ているようですが、折角の制度ですから、関心をお持ちの方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
では!

いつも応援ありがとうございます。 
にほんブログ村 資格ブログ スキルアップへ