先週に引き続いて未来ケアカレッジ京都校にてガイドヘルパー養成講座(全身性課程)を受講してきました。
2日目が最終日となり(京都府と兵庫県は2日間、大阪府は共通科目を含めて3日間)、本日の課程修了を待ってガイドヘルパー(全身性課程)に認定されます。
京都府の全身性障害課程専門科目は次の通りです。
障害者(児)福祉の制度とサービス
全身性障害者移動支援従業者の職業倫理
移動支援の制度と業務
障害者(児)の心理
重度肢体不自由者(児)の障害・疾病の理解
介助に係わる車いす及び装具等の理解
姿勢保持について
コミュニケーションについて
事故防止に関する心がけと対策
抱きかかえ方及び移乗の方法車いすの移動支援
生活行為の介助
交通機関利用時の介助演習
特に介助演習が最も重要であり、これがうまく出来ないと修了証明書を取得できません。
午後からは近くの公園にて段差の昇り降りの練習をしたり、教室では階段での介助方法を学びました。
これは、交通機関でスロープやエレベーターなどがない、もしくは利用出来ない事態に遭遇した時に、車椅子に人を乗せて運ぶ方法です。
基本的に4人集めれば自分が号令者となってそれぞれの人に4つの箇所を持っていただき、前向きで運びます。
3人しか集まらなかった場合は自分が4隅の1つを持てばよいわけです。
2人しか集まらなかった場合は自分を含めて3人になるわけですが、この場合、階段を背にしてすなわち後ろ向きで介助します。
協力者2人には所定の箇所を持っていただくことになります。
協力者1人の場合も同様で、後ろ向きに介助し、協力者は車椅子の足の部分(左右)を持っていただくのが正しい介助方法です。
※参考HPはこちら
さて、演習時間は16時〜18時までの2時間、京都校から車椅子に人を乗せ(3人1組でローテーション)、近鉄京都駅にて普通電車に乗車、東寺駅の改札を出て、再び京都駅に戻るコースです。
特に乗車する際のホームと車両との段差をうまく越えて乗れるかといった課題、出入り口扉のすぐ横(これが車椅子の定位置になります)にしっかりとつけられるか、介助者が切符2枚を改札機に入れて通過するのですが、スムーズにいくかとか、駅までの道路の段差や少し凸凹とした道を歩くなどチェックポイントは多かったようです。
時折小雨が降ったりしましたが、なんとか最後まで天気はもってくれました。
講師の先生は2人で先頭と最後尾でしっかりと見守ってくださいました。
修了証明書の交付は5月12日前後になるようです。
交付されましたら、upさせていただきたいと思います。
この修了証明書は日本全国どこでも通用します。
機会があれば、次は視覚課程(同行援護従業者養成研修)に挑戦してみたいと思います。
では!

ガイドヘルパー最終日2ガイドヘルパー最終日1








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