昨年同様、マンション管理士試験を大阪電気通信大学寝屋川キャンパスにて受験してきました。
空前の資格ブームに加え、「マンション管理士」という資格が雑誌にたびたび登場するようになったこともあり、欠席者は今年も少なかったような気がしました。
この試験は受験者の年齢層が高いことで知られており、今年もその傾向に変わりはないようです。
女性の受験者はかなり少なかったですね。
試験は午後1時から3時までの2時間であり、中途退出は出来ません。
全体的な難易度としては、昨年度より試験問題が難化しているのではないかと感じました。
私は時間をフルに活用して解答しましたが、見直す時間はあまりありませんでした。
マンション管理士試験は4択50問形式の国家資格としては史上最強の試験であることは間違いないと思います。
合格率は上位7~9%程度であり、付け焼刃的な学習法ではとても撃破出来ないと思います。
宅建や管理業務主任者の合格者でさえ、一筋縄ではいかない試験です(管業合格者は5問免除申請が可能)。
私は、過去問をはじめ、最近の法令改正まで細かくチェックしたつもりでしたが、当然ながら予想問題集やテキスト類には載っていないような事項が相当出題されます。
基本は民法でしょうが、設備なんかは細かいところまで突っ込んできますね。
マンション管理士の試験範囲は、
1、マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
2、管理組合の運営の円滑化に関すること
3、マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
4、マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
となっていますが、今回出題された問題に関する具体的なキーワードを述べさせていただきたいと思います。

「一部共用部分、瑕疵、敷地利用権、滞納管理費の消滅時効、管理組合の集会について、復旧及び建替え、団地管理組合、工事の瑕疵に関わる修補又は損害賠償の請求、マンションの登記、マンション建替組合、建築基準法、市街化区域及び市街化調整区域、貯水槽水道、防火管理者、防犯上確保すべき床面における平均水平面照度、管理組合の業務、大規模修繕工事、管理組合の役員の選任、仕訳、比較貸借対照表、住宅の品質確保の促進等に関する法律、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律、長期優良住宅の普及の促進に関する法律、コンクリート、建物の調査・診断、住宅金融支援機構のマンション共用部分リフォーム融資、長期修繕計画作成ガイドライン、センチュリー・ハウジング・システム、スケルトン・インフィル住宅、環境共生住宅、建物のコンバージョン、長寿社会対応住宅設計指針の補足基準、耐震診断及び耐震改修、給水設備、自然冷媒ヒートポンプ式給湯機、第三種換気方式、特殊継手排水システム、高置水槽方式、消防用設備、マンション管理士、管理業務主任者、マンション管理業者の業務」

合格発表は平成23年1月14日予定となっています。
とにかく全力を尽くしましたので結果を待ちたいと思います。
では!

マンション管理士試験会場
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