試験会場変更というハプニングはあったものの、予定通り『測量士補試験』を「大阪アカデミア」にて受験してきました。中ふ頭駅を下車して徒歩15分くらいのところにあります。ここで降りる人はほぼ全員行き先が同じですので(大手企業がたくさんありますが、休日ということもあり、周りにほとんど人が歩いていないため)、前の人について行ったらきちんと到着しました。

会場ではマスク着用が義務付けられていました。まず、自動扉が開くと、左右の長机にアルコール消毒スプレー(シュッシュッとするやつ)があり、手を消毒します。
マスクを忘れてきた人のため、係員がマスクを配布しておられました。

宿泊研修に使われるこのホテル並みの会場は大人数を収容できます。電光掲示板に受験番号順に会場となるホールが映し出されています。私の場合2階の会場でしたが、400人近く入っていたと思います。もちろん他の場所にも受験者はおり、かなりの人数であったと思います。受験者層ですが、私の感じたところでは95%以上が男性の受験者です。
スーツを着ていた人や、携帯電話で「お疲れ様です!」みたいな会話をしていた人も少なくなかったので、業界関係の人だと思います。
また、高校生や高専の生徒も受験しており、幅広い年齢層の人が受験したということになります。

測量士補試験は13時半〜16時半までの3時間(180分)でした。配布された解答用紙を見て一瞬あれっ?と思いました。昨年までは7分野で各4問の28問でしたが、先日のブログでも述べました通り、今年から試験範囲が変更になっています。三角測量がなくなったような感じを受けますが、単に改編されただけであり、きちんと出題されていました。
念のため再度試験範囲を確認しますと、(1)測量に関する法規(2)多角測量(3)汎地球測位システム測量(4)水準測量(5)地形測量(6)写真測量(7)地図編集(8)応用測量です。
範囲は増えましたが、総問題数は変わりませんでした。
あるBBSを見ますと昨年は18問で合格した人がいることから、このあたりがボーダーラインになるかと思います。ただ、分野毎に配点が異なることも予想されるので、やはり20問は取りたいところですね。

私は、過去問10年分(280問)をやりましたが、過去問と同じような問題が2〜3問出ました。ラッキーでした。計算問題については最近5年間くらいはそんなに複雑なのは出題されておらず、もともと電卓も使用不可のため、数値を変えて出題されたような気がします。ただ、sin・cos・tanの数値は小数点であり、それを掛けたり割ったりするわけですから、余白スペースはすぐにいっぱいになってしまいます。ただ、答えの選択肢を見ると、うまい具合にきれいな数字になるようなものもあり、正解っぽい感触を受けます。偏心補正の問題は足したり引いたりして解けるレベルなのですが、360°や180°を引いたりするので、結構大変でした。

文章題は正しいものor間違っているものを選べですので、いくら5択とはいえ、簡単に答えが出ます。この形式の問題では結構得点を稼いだのではないかと思います。

中途退出は15時から可能でしたが、ほとんど退出した人はいなかったように感じます。やはり計算問題に時間を取られていたのでしょうか?私は時間をフルに活用し、最後まで粘りました。最後まで居たので試験問題は貰うことができました。

最後に、試験の手応えですが、五分五分といったところでしょうか。
計算問題がネックなわけですが、超完璧(100%合っている)である計算問題以外の計算問題を仮にすべて間違っていると想定しても、19問〜20問は確保していると自分では思っています。勘も冴えているようなフシもありますので、結果を待ちたいと思います。合格発表は平成21年7月24日(金曜日)予定です。忘れた頃に結果が来ることでしょう!

5月の試験はこれで終了ですが、6月7日(日)からは3週連続で試験ラッシュです。
体調管理にも気をつけて頑張っていきたいと思います。では!

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