最近、特許・実用新案・意匠・商標・著作権などに関する訴訟が何かと多いと思いませんか?

例えば、Aという誰もが知っている会社の商品が、Bという会社の商品と酷似していたりすると、人は錯誤して別の商品を買ってしまうことにもなりかねません。

これからの時代は知的財産に関する知識がないと損をすることにもなりかねません。
特許を先に取得すると、あとから似たような発明をして商品を製品化して利益をあげたものに対して差し止め請求及び損害賠償請求ができます。
逆に、特許を個人が取得してしまうと、産業界の発展にマイナスになることもあります。みんなで共有すべき発明は全人類の財産ではないかと思います。

意匠についての有名な例は正露丸訴訟です。超簡単に言いますと、正露丸の商標は現在も大幸薬品が所有しているが、他社が正露丸の名で販売しても構わないということです。つまり、正露丸は元々陸軍が開発した薬で、大幸薬品が作ったわけではない、名称自体使用可能だそうです。

少し話が逸れましたが、知的財産管理技能検定の3級を申し込みました。2級は3級に合格していないと受検できません。1級なんかは知的財産に関する実務経験がないと受検できません。よって普通の人の最高到達点は2級であると思われます。この試験は今までは民間資格だったのが、今年から国家資格に昇格しました。また、試験会場も以前の知的財産検定では、大阪会場と言いながら、なぜか甲南大学で受検していました。今回は大阪会場は大阪にある大学となっています。

この検定と弁理士試験を併願される方もおられるようですが、いずれにせよかなり難関の試験であることは言うまでもありません。弁理士資格は特に受験制限はありませんが、管理技能検定の1級に、仮に、私に受検資格があったとしてもまず無理でしょう。自信のある方は両方の試験を受けてみてはいかがでしょうか?

余談ですが、世界の発明王、Dr.中松こと中松義郎氏がブログを始めたようです。
URLはhttp://dr-nakamats.seesaa.net/です。参考になると思います。

次回の知的財産管理技能検定は3月8日(日)です。web申込は来年2月4日(水)となっています。毎度のことですが、締め切り間近になって申込期限が数日延長されることがよくありますので、最後まで諦めてはいけませんよ。

ガイドブックも出ていますし、過去問題集、予想問題集も出ています。旧知的財産検定のテキスト・問題集も役に立ちますよ。三和書籍もいいのが揃ってますよ。
関心のある方はHPなどで情報収集して受検してみましょう!では!

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